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2010/02/05

味噌の誘惑

味噌の誘惑
「味噌汁」は、あまりにも無口である。

多くを語らない。

でも、

日本人の食文化と健康を支えてきたのは、まちがいない。

なにより、

朝の光の中でいただく一杯の味噌汁は、「今日という日をちゃんと生きよう」と思わせてくれる何かを持っている。


その節度さ。清潔さ。


「味噌汁」は、もはや、日本人のアイデンティティ−だと思う。

最近、実家へ戻ったせいか、そんな「味噌汁」を食べる機会が明らかに増えた。

やっぱり、「味噌汁」は美味しいし、落ち着く。何かに感謝したくなる。


この際、「マルコメ」にでも就職してやろうか。

その方が親も安心する。

そして、

課長くらいになったら、社長に懇願して、東欧ポーランドに「マルコメ・ポーランド支社」を立ち上げてやろうか。

やがて、「世界のマルコメ」への一翼を担い、ポーランドで安定した家庭を持ち、孫の顔を親に見せてやろうか。


いやいや、ボクは何を言ってるんだ。

あえて、道なき道をゆくんだ。その覚悟はできているじゃないか。

実家の「味噌汁」は、ボクの心をそんなふうに優しく誘惑してきやがる。油断ならない。困ったもんである。

脇腹を狙うボディ−ブローと似ている。

くれぐれも「味噌汁」には、気をつけたい。

今日の一曲。

サイモン&ガーファンクルの♪『明日に架ける橋』

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