味噌の誘惑
多くを語らない。
でも、
日本人の食文化と健康を支えてきたのは、まちがいない。
なにより、
朝の光の中でいただく一杯の味噌汁は、「今日という日をちゃんと生きよう」と思わせてくれる何かを持っている。
その節度さ。清潔さ。
「味噌汁」は、もはや、日本人のアイデンティティ−だと思う。
最近、実家へ戻ったせいか、そんな「味噌汁」を食べる機会が明らかに増えた。
やっぱり、「味噌汁」は美味しいし、落ち着く。何かに感謝したくなる。
この際、「マルコメ」にでも就職してやろうか。
その方が親も安心する。
そして、
課長くらいになったら、社長に懇願して、東欧ポーランドに「マルコメ・ポーランド支社」を立ち上げてやろうか。
やがて、「世界のマルコメ」への一翼を担い、ポーランドで安定した家庭を持ち、孫の顔を親に見せてやろうか。
いやいや、ボクは何を言ってるんだ。
あえて、道なき道をゆくんだ。その覚悟はできているじゃないか。
実家の「味噌汁」は、ボクの心をそんなふうに優しく誘惑してきやがる。油断ならない。困ったもんである。
脇腹を狙うボディ−ブローと似ている。
くれぐれも「味噌汁」には、気をつけたい。
今日の一曲。
サイモン&ガーファンクルの♪『明日に架ける橋』



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